『天才か反逆者か』のキャッチコピーで、日本でもバンクシー展が行われましたよね!
世界的に有名な落書きスト、バンクシー。
英国を拠点とする匿名の人物です。
犯罪も突き抜ければアートとして評価される…作品だけでなく、存在そのものに社会風刺が効いてますよね。
彼の評価は賛否あるかと思いますが、私はベツレヘムに”観光スポットを作った”と言う点では、尊敬しています。
ベツレヘムにはバンクシーの作品が数多くあり、神出鬼没な彼にしてはそんな場所は世界でもここだけだとか。
そして、なんとバンクシーはこの街に「世界一眺めの悪いホテル」を作ってしまったんです。
本当に驚いた。笑
photo by:http://walledoffhotel.com
主要な観光地となるアートを残すだけでなく、宿泊先まで用意して…いや、作品に泊まれちゃう。(1泊400シェケル〜)
住民は自由にグッズを作り、ツアーを組み、収入に繋げることもできる。
壁の中の世界に光を当てた!と言えると思います。
もっと頑張ったらディズ◯ーランドならぬ、バンクシーランドになりそう。
アーティストとして、そのコンセプトにあっぱれと言いたいです。
バンクシーホテル「THE WALLED OFF HOTEL」は見るだけでも入ることができ、バンクシーの作品や、パレスチナ側の声を感じることができるミュージアムにもなっています。
「THE WALLED OFF HOTEL」HP:http://walledoffhotel.com
また、タクシー運転手はベツレヘム中にあるバンクシーの作品巡りを提案してくれ、情熱的にパレスチナの言葉を語ります。
私たちの時は運転手がお昼に難民キャンプに連れて行ってくれ、そこで世界一美味しいポテトを食べました。あれは忘れられない…。
描かれるものの移り変わりは激しいです。行くたびに違ったりする。
バンクシーホテルでは、壁に描けるアクティビティもあるみたいです。
こんなにも現代アートが力を発揮している街はなかなかないのでは…。
また、壁にはバンクシーの他にも様々に描かれており、なかなかの大作も多いので、歩いて周っても面白いです。
パレスチナ観光サイト:https://www.welcometopalestine.com/
アクセス
ベツレヘム行きのバスに乗って到着後、タクシーを使うのが一般的です。
私はギロまでバスに乗って行き、歩いてチェックポイントを抜けます。そこからホテルは歩いて10分ほど…ですが、慣れてないと難しいです。笑
※西岸地区に行く時は必ず現地の情報を確認してご自身で判断してください。「注意!西岸地区へ訪問する前に必ずチェック!」
一応チェックポイントはここ↓
チェックポイント付近①↓
チェックポイント付近➁↓