イスラエルの子育て事情
イスラエルの子育て事情
イスラエルで子育て
こんにちは♪
現在ヘルツェリアで日本人の主人と8か月の息子と生活をしているNozomiです。
イスラエルで妊娠、出産を経験してイスラエルの文化を再発見しました!
実はイスラエルはとっても子育てしやすい国なんです!
子どもも親も自由な子育て
イスラエルの出生率は日本の約倍。
日本 1.36 (2019年)
イスラエル 3.0 (2019年) 先進国の中ではトップクラス。
どこに行っても子どもや赤ちゃんがいっぱいいます!
息子をベビーカーに乗せてよくお散歩に行くのですが、同じようにベビーカーを押して歩くパパやママを曜日や時間に関係なく見かけます。
子どもも親ものびのびと子育てしているとイスラエルに移住してすぐ気が付きました。
「日本より子育てしやすい!」これはイスラエルに長年住まれて実際に子育てをされた日本人の方全員が言っていました。
空港でもショッピングセンターやレストランでも子どもたちは自由に歌ったり走ったり大きな声でお喋り!
それを見る周りの大人たちは何も言わないし、子どもたちの親でさえ注意することも叱ったりもしません。
日本で生まれ育った日本人の私は正直ビックリしました。
イスラエルってほんとに自由(笑)。
イスラエルは年中通してお天気がよくて毎日お散歩や公園で遊ぶことができるのも子育てするには良いですね!!
3月~11月ごろまではほぼ雨は降りません!
町ごとに大きな公園があるので、週末はみんな自由にランチやコーヒーなんかを持って芝生でごろごろしたり子どもたちと体を動かす遊びをしたり。
公園の大きな遊具の上には日よけがあるので日差しを心配せず遊べるようになっています。
協力し合う子育て
出産前後のサポートがしっかりあることもいいと思う点です。
私たちが住む市にはママをサポートをしてくれるボランティアの女性たちがいます。
実際にママやおばあちゃんを経験している人たちで、分からないことや不安なことをきいてくれます。
欧米諸国には産後赤ちゃんの健康状態などを診に家庭を訪問する「ミッドワイフ」の文化がありますが、それとは少し違います。
彼女たちは医療的な検診などをするのではなく、ママの心のサポートや赤ちゃんの健康のためのアドバイスをするような立場です。
私は産前最後の検診のときにクリニックの看護師さんから、外国人で近くに家族もいないからと直接ミッドワイフを紹介してくれてコンタクトをとりはじめました。
心身ともに不安定になりやすいママが独りにならないようにサポートがあるのはありがたいです。
特に私たちは言語的な問題などもあってたくさん助けていただきました。
彼女からの勧めで産後に息子を連れてママ会にも行きました。
広い公園で円になってミッドワイフの話を聞いたり分からないことを質問する会でしたが、ママ同士の交流にもなって楽しい時間でした。
家族や知り合い同士で子育てに協力し合う文化があると感じました。
みんな子育てについてポジティブな考えを持っている印象があります。
息子と外出して知らない人から話しかけられない日はありません(笑)。
遠慮もなくベビーカーをのぞき込む人もしばしば(笑)。
日本人の赤ちゃんが珍しいからかもしれませんが、可愛い!名前は何?とどの年代の人にも声をかけられます。
「困ったことがあればなんでもいってね」
ご近所さんやミッドワイフ、多くの友だちが言ってくれる言葉ですが、イスラエル人には本音と建て前なんてもんはないのでそう言ってくれるときはほんとに助けてくれて本気で気にかけてくれます。
私自身、初めての海外生活で出産子育てを経験していますが、周りに助けがあってとても子育てしやすい国だと思います!
profile
Nozomi
日本人の夫とイスラエルに移住して2年目。
イスラエルで出産を経験してママ奮闘中!
赤ちゃんと暮らす何気ないイスラエルの日常をお届け出来ればと思います。
テルアビブの旧市街
シャローム♡テルアビブ在住のがんちゃんです。
テルアビブ市にある旧市街、Jaffa(ヤッファ)に行ってきた時のこと…。
Jaffaは4,000年以上の歴史をもつアラブ系の古代都市で地中海に面した港町。
テルアビブの中心地はヨーロッパのような街並みですがJaffaは中東の街並みでオリエンタルな雰囲気があります。

Jaffaは家から地中海沿いを南側に歩いて40分ほどの場所に。
この日は日差しが気持ち良くてお散歩日和でした♡
土曜の昼間でシャバットのため、皆さんゆったりと休日を過ごしてる様子…。
ビーチで走り回る犬がとても幸せそう♡
街頭ミュージシャンもよく見かけました。
珍しい楽器を扱う奏者に、通り過ぎる人達も興味津々。
生演奏と波の音が耳に心地いい♡
Jaffaに到着すると人と車の多さに驚きました。
オスマン朝時代の街並み
広場にある時計塔はJaffaのシンボル的な存在。周りにはオスマン朝時代の官庁跡が並んでいます。
中東感たっぷりの街中では、アラビア文字が至る所に…。ここはイスラム教徒の方たちが礼拝前に足を洗うところ。
かつてフランス軍がJaffaを占領した名残で、道案内をするナポレオンの像が置かれていました。ちょっとコミカル。笑
たくさん階段を上ったり下ったりして小腹が空いたので休憩をすることに♡
Fish&Chipsの有名店
名前の通り、揚げたてのFish&Chipsが食べられるお店。
30分ほど並びましたが、その甲斐あって美味しかった〜♡有名店だったようです。
テルアビブの中心地より良心的なお値段でボリューミーなミックスシーフドとポテトで50シェケル(約1,500円)ほどでした。
外のテーブル席で地中海の潮風にあたりながら食べるとさらに美味しい!
そしてクスッと笑えたのが、Fish&Chipsのお店の目の前でおもちゃを売っている陽気なおじさんがお店のトレーを拝借して犬のお人形をプロモーションしていたこと。
ちゃっかりしてます。笑
こういうところに、日本とは違うな〜面白いな、と思わされます♡
Mon-Sat:12:00-23:00, Sun: Closed
Jaffa port Tel Aviv 600000
路地に入るとアートな空間が出現。アーティストが多く住んでいるらしく可愛い工房もあり、歩いているだけで楽しめます。
小さく入り組んだ街なので、探検気分♪
サンセットが近づいてきた時間帯、丘の上からテルアビブを眺めると空が綿菓子のような甘い色。
聖ペテロ教会のバックに広がる地中海が美しくて見惚れました。
夜のold Jaffa
日が沈みシャバットが明けると、一気に街が賑やかに。
時計塔近くのエリアは、日本の新橋のように飲食店がひしめきあっていて朝まで賑わっているそう。
古い建物に描かれたウォールアートも、夜の街に溶け込んでなんだかお洒落。
テルアビブとは違った雰囲気のOld Jaffa。
是非、足を運んで探検気分を楽しんでみてください♡
アクセス
profile
文・写真/がんちゃん
主人の転勤でイスラエルに駐在して8ヶ月目。好きな物はすき焼きとワインと可愛い色。
Instagram @ganchan_trip
Blog 〜イスラエルからお届け 〜がんちゃんのまったりTel Aviv Life
このページに足を運んでくださり、ありがとうございます。
まだまだ知られていない魅力あふれる国、イスラエル。
こんなにも魅力が溢れている国があることを知りませんでした。
「もっと近くにイスラエル」のサイトは個人で立ち上げたサイトで、右も左もわかっていないわたしの想いだけで始まりました。
初めて訪れたイスラエルで出会った、人・文化・思想・食・自然…その全てに心が動かされて、それは今もこのサイトを作りながら感じています。
そしてイスラエルで、このサイトを一緒に作ってきたパートナーと運命としか思えない出会いがあって、こうして形にすることができました。
「もっと近くにイスラエル」は、「イスラエルをもっと身近に」という思いを込めて名づけています。
ありのままのイスラエルを、まずは知ってもらいたい。そしてわたしもこの活動を通してもっとイスラエルを知っていきたい。
多くの人がイスラエルに興味を持って、「次の旅行はイスラエルに行ってみない?」と旅行先の候補になるような、そんな身近な国として感じてもらえることを目指して発信していきたいと思っています。
ユニークで刺激的なイスラエルの旅は、まだ見ぬ私に出会うのにピッタリな旅先です。
いろいろな国を旅した方たちには、特に味わい深い国なのではないかと思います。
約5,000年前の聖書時代の物語を今もなお受け継いでいて、その深みを肌で感じられる稀有な国。それに加え、世界の全てが集まっているのでは?!と思うほど多様性があります。
イスラエルに集まっている世界中のもの、そしてイスラエルにしかないものとが混ざり合っていて、唯一無二の面白さが待っています。
旅の目的によっていろいろな表情を魅せるイスラエルで過ごす日々は、きっと生涯のかけがえのない時間になるでしょう。
「もっと近くにイスラエル」(通称:モトチカ)が、イスラエルを知るきっかけの一つになればとても嬉しいです!
これからもモトチカをよろしくお願いします。
Project Leader :原 玲奈(Rena Hara)
Instagram: https://www.instagram.com/lenaly_qesheth/
Content creator : Martha Kawabata
facebook:https://www.facebook.com/martha.kwbt
Project Leader :Rena Hara
Instagram: https://www.instagram.com/renaly_qesheth/?hl=ja

サイトを見ている日本人の反応
・「イスラエル、いつか行きたいけど…」だったのが、
「行ける気がする」「行くならどこ行こうかな」に変わった!
・こんなに素敵で分かりやすいイスラエル案内、みたことない
・イスラエルってなかなか詳しい情報がないのでとても参考になります。
イスラエルへの夢が広がります!
・イスラエルの知らない部分とか魅力がたっぷり詰まっていて、
サイト見た瞬間から、イスラエルめちゃいいとこやん!ってなるー!
・イスラエルへの旅はこのサイトで完璧に楽しめる!
・情報量がすごいです!今すぐ行きたくなりました!
・一生のうちにいきたい場所リストに追加。
・コロナが終わったらイスラエルへ旅行する作戦会議を従兄弟と始めました。
・内容もためになるし、イスラエルのこと全然知らないから面白かった。
「モトチカ」への思い
このページに足を運んでくださって本当にありがとうございます。
日本人にもっとイスラエルを知ってほしい。と心から願っています。
この国の魅力を一言で言い表す言葉をいつも探しているのですが、見つかりません。
ただ、明らかに他のどの国でも感じたことの無い不思議な引力(?)があるように思います。
この国に住み始めて数年たちましたが、尽きることのない無限の魅力に飽きる気配もありません。日々、魅せられ、刺激され、さらに深い場所へと連れて行かれる…そんな力を秘めています。
イスラエルのすごいところはあまりにも多くの顔を持つ一つの「多面体」であることです。一つなのに、無数にある…矛盾しているようで、生き生きと存在していることの不思議さにはいつも戸惑います。
例えば「イスラエルは〇〇です」と説明され、心揺さぶられても、それはいつも一方向からの見方で、別の角度から見るとまた違う輝きを放っていたりします。
それが何十、何百とあって、理解が追いつきません。
しかし、そこに生きるヒントが詰まっていると言うことに激しく心が騒ぎます。
近年、多くのイスラエル人が日本旅行を楽しみ、日本文化を愛していることをご存知ですか?テルアビブでは、人口比のお寿司屋さんが世界一多く、日本語学科で学ぶ学生は増え、アニメや漫画はもちろんの大人気。空手が親しまれ、薙刀村まであるんです。
しかし、日本でイスラエルと言うと、ほとんどが「危険」という偏見や一方向からの情報のみ。
わたしがこの国と出会った時、日本とは真逆と思えるような文化と価値観、その中で生きる人々の魂に触れ、人生が変わる衝撃を受けました。
この国の持つ真実とバイタリティを知らずに「危険」と決めつけてしまうことは日本の国益を損なうとまで思います。
この国の星の数ほどある魅力を伝えるのは不可能に近い取り組みですが、そんな無謀なサイトを作ろうと立ち上がってくれた、代表であり、友人のレナに心から感謝し、
一人でも多くの日本人にイスラエルへ来て、見て、触れてもらう、そのきっかけ作りになればと思っています。
これからもモトチカをよろしくお願いします。
Content creator: Martha Kawabata
人里離れたネゲブ砂漠の小さな街で、観光客はほとんどいません。
しかし、聖書の古い時代からの古都で歴史は古く、アブハムの時代の遺跡もあります。
旧市街には、1906年に建設された最初のモスクや、第一次世界大戦中に建設されたトルコ鉄道の駅、オスマン・トルコ支配下の建物や通りなど多く残っていて、それもまた不思議な雰囲気。
熱く乾いた風が吹き抜けると、荒野の果ての街にいるという感覚に…
旧トルコの街「ベエル・シェバ」は、オスマン帝国がこの地を支配していた時に建設した唯一の町で、初代総督の家など、現在はネゲブ美術館があり、地元の芸術家の作品を見ることができます。
HP:http://negev-museum.org.il/?lang=en
美術館の向かいにある美しいイスラムのモスク「ハ・ジャーマ」には、イスラム文化の小さな展示もあるので合わせて行きたい!
ベエルシェバには木曜日に♪ベドウィン市場
木曜日ならお目当ては「ベドウィン市場」。
1905年から欠かさず毎週木曜日に開催されている市場です。
近隣の村のベドウィンたちが銅製品、ガラス製品、宝石、絨毯などの織物やフードなど、活気に満ちたカラフルな市場は見るだけでも楽しいです。
近代的な露店の他にも、本物のベドウィン製品を販売していています。
少し離れますが、郊外の「ラハブの森」にはベドウィンの文化や伝統を知ることのできる「ジョー・アロン・センター/Joe Alon Center」もあります。
ここではラクダに乗ったり、べドウィンの食事も体験できるとか!
世界遺産の遺跡「テル・ベエル・シェバ」
遺跡のある「テル・ベエル・シェバ/Tel Beer Sheva」は、街の中心から東へ約5kmのところにあります。
ここにある遺跡は聖書に登場する古代都市の残り。
ユネスコの世界遺産に指定されていて、イスラエルの王国時代の城壁都市の跡やローマ時代の遺物があり、現代の街にまで集落が広がっています。
郊外には「イスラエル空軍博物館/ Israel Air Force Museum」 があるので、航空に興味のある方は訪れる価値ありです!
HP:https://www.iaf.org.il/46-en/IAF.aspx
最後に
ネゲブ地方への旅は突然何もない荒野の旅になるので、途中でちょっと休憩するポイントとしても知っておくと吉。
大きなスーパーもあるので、食料の買い出しでもよく寄ります。
近年カフェも増えているのでランチにも良さそう!
冒頭で人里離れた小さな街…と言いましたが、観光地としての活性化が進んでいて、あちこちで新しい取り組みが始まっているそう!
特に、ネゲブのベン・グリオン大学の設立と発展はこの街に文化的な復活をもたらしました。
レストラン、バー、ナイトクラブなどが街のあちこちで生まれ、活気に満ちた学生たちが増えています。
古代オリエントの中で最も古い街
古代オリエントの中では最も古い街で、紀元前一万年ほど前から人が住んでいた形跡がありユネスコの世界遺産にも登録されています。
死海から北へ約10km、海抜はマイナス258m。
世界で最も低い場所にあり、一年を通して温暖です。
見渡す限り周囲は荒野ですが、泉が湧くエリコの街だけは緑のオアシスで、古代から現在に至るまで様々な果樹が収穫されています。
分離壁もなく、日本人だと特に、穏やかなアラブの街の雰囲気を楽しむことができます。
ここエリコでのJICAの活躍は有名で、地元の人たちは親日の方も多く、日本人だと自己紹介するととても嬉しそうに歓迎してくれました。ラクダにも乗せてくれた!
今回はそんなエリコのおすすめスポットを紹介したいと思います。
名産はデーツ
聖書時代のエリコは「テル=アッスルターン」の考古学遺跡にあったとされます。
この頃「シュロの街」(ナツメヤシの街)とも呼ばれ、当時からデーツが名産だったことがわかります。
今から3000年程前、エジプトでの奴隷解放を果たしたモーセ率いるイスラエルの民が、40年の旅の果てに神の約束の地「カナン」に入り、最初に攻め取った城壁の街として有名です。(ヨシュア記6章)
その後イエスの時代にも登場し、この街の歴史の長さが伺えます。
エリコ唯一の水源
ひとつめは「テル アッスルターン遺跡」。
ここは、最も古い遺跡がNatufian文明(紀元前8千年〜1万年)のもので、紀元前9600年頃の初期の新石器時代の集落では、泥レンガの丸い家と円形の塔が残っているのを見ることができます。
そのテル アッスルターン近くのスポットに、「エリシャの泉 (’Ein es Sultan Spring)」という場所があります。
この「エリシャ」とは、聖書に出てくる紀元前9世紀に生きたイスラエルの預言者。
当時、エリコにあるこの泉の水が悪く、流産が多かった時、エリコの住人がエリシャに助けを求めました。
エリシャは塩を投げ込み、「神はこう仰せられる、『わたしはこの水を癒した。ここからは、もう、死も流産も起こらない』」と預言し、水は良くなり今日に至っていると聖書に記されている泉です。
ここ、エリコ唯一の水源は一日あたり15,000㎥の水を供給してて、約20,000人のエリコ市民の飲料水、工業・農業用水として使われているとか!
冒険気分で散策
「誘惑の山 (Mount of Temptation )」にある、ギリシャ正教の修道院は景色が良く、冒険気分にもなれる素敵な修道院なのでぜひ上まで登ってみてほしいスポット。「エリコにある「誘惑の山 」」
道中、素敵な砂のお土産も見つかるかも!
ケーブルカーで登る場合↓
車で行く場合は、誘惑の山修道院の山の麓に駐車(無料)して、徒歩で登ります。日差しは強いので水を忘れずに!
砂漠の宮殿
ウマイヤ朝時代の建物のがある、「マフジャールの遺跡(Khirbat Al Mafjar) 」。
この地域に現存したとされる砂漠の宮殿の美しさを止める最後の一つ。
その精巧なモザイクと、漆喰彫刻の壮大さで知られています。
砂岩と焼きレンガで造られた遺跡は見応えあり!「まるでテルマエ・ロマエ?!砂漠の宮殿を見に行こう!」
入場時間:8:00-17:00 入場料:10NIS
大人気のハイキングコース
「ワジ・ケルト(Wadi Kelt )」は、エルサレムからエリコへ続く渓谷沿いにある街道跡。
現在は夏の涸れ川「ワジ」をハイキングするコースとして大人気です!
往復9キロのハイキングコースは、初心者でも楽しむことができます。
さらに最短1〜5キロと選べるので、体力のない人もチャレンジできそう!
ハイキングガイドHP:hike-israel.com
「ゲオルギウス修道院( Mar Jaris (St. George))」は、 エリコから一番近いワジケルトのスポット。
絶壁に張り付くように立つ修道院はなかなかに見応えあり!
映えること間違いなしなので、エリコへの往復の途中に車で寄ってもいいかも!
マニアックスポット
「ヘロデ冬の宮殿(Herod’s Winter Palace / Tulul Abu al-‘Alayiq )」は、目印や説明のないマニアックな遺跡。
ヘロデ時代のエリコの街が掘り起こされています。
美しいモザイク
モザイクセンター(Mosaic Centre)にあるヒシャムの宮殿で、美しいモザイク画を見れます。
ここでは予約をすれば、オリジナルのモザイクアートの制作体験をさせてもらえる!なんだかワクワクする。 ちょっと重いけど・・・家の表札とかにどうだろう?(作品完成には2、3日かかる)
なんと石切バサミなるもので、石を切る?!という作り方!案外ハマる・・・もちろん、モザイク画の展示や、販売もあるから立ち寄るだけでもOK。
可愛いお土産をゲットできるかも?
土~水:8:00~20:00 木:8:00~14:00 (金曜定休)
その他
「シャフワーンの家 ( Shahwan House)」は、テルアッスルターンの北で見つかった5−6世紀頃のユダヤ教シナゴーグ(会堂)跡。
建物の中にはモザイクが残っていて、イスラエルの聖具、契約の箱、メノラー、「イスラエルに平和あれ」のヘブライ文字が描かれている。(2020年2月現在閉鎖中)
「 ザアカイの木」は、樹齢2000年以上のソテツの木で、エリコの中心地のアル・ジュムメゼ広場にあります。
イエスが町を訪れたとき、ザアカイが登った木だと言われており、ただの木なのにみんなが見にくるスポット。一応紹介。笑
「ナビ ムーサ(Navi Musa)」のムーサは、アラビア語でモーセのこと。
モーセは、ユダヤ教でもイスラム教でもキリスト教でも偉大な預言者。
「彼が葬られた場所は誰も知らない」と聖書(申命記34:6)にあるが、ここナビムーサは、イスラム教によってモーセの葬られた場所としてモスクが建てられている。
イスラムの1日5回の礼拝の時間を避ければ無料で入れるそう。
公共交通機関はないので注意。
エリコへのアクセス
車で来た人は、お土産屋さんの「Temptation Tourist Center, Abu Raed」に駐車して色々回るのがおすすめ。
広い駐車場が無料。充実のお土産屋さんと、レストランもあります。
誘惑の山に登るロープウェイ乗り場も近く、およそ紀元前8000年〜10000年の古代文明(Natufian文明)の遺跡「テル・アッスルターン」にも歩いて行くことができます。
※ エリコは、地図ではTel Jerichoと表記されます。(エリコの発音は、「ジェリコ」か「イェリホ」です。)
気になる場所はありましたか?エリコのおすすめスポットでした~!
※西岸地区に行く時は必ず現地の情報を確認してご自身で判断してください。「注意!西岸地区へ訪問する前に必ずチェック!」
エルサレムから死海方面に向かう1号線の途中にある、イスラエルの町「Mitzpe Yeriho(ミツペ・イェリホ)」。
ここは、エリコの町と荒野を見下ろす絶景を堪能することができます。
レンタカーや車で観光する人にはちょっと寄ってみてほしいドライブスポット!
駐車場に車を泊めて景色を眺めるだけでもいいし、すこーし散歩してみるのもおすすめ。
写真では伝わらない荒野の開放感と乾いた風の気持ちよさで、思わず歌いたくなる!笑
ぜひ寄り道してみてください。
※西岸地区に行く時は必ず現地の情報を確認してご自身で判断してください。「注意!西岸地区へ訪問する前に必ずチェック!」
イエスが育った村
ここ、ナザレ/Nazarethはイエスが育った村で、母マリアの生家があることで有名。イエスにまつわる重要な名所が12もあるとか。
イスラエル最大のアラブの都市で、アラブ人の首都とまで言われます。
アラブグルメを楽しむならここ!と言われているので訪れてみては?(「ナザレの町歩き」)
オーガニック石鹸
ドルーズが多いペキインの村には天然成分のみの手作り石鹸を求めて、世界中の女性がやってくる。
ジャミラおばさんの作る「ガミラシークレット」は日本でも有名!
ネットで5,000円~7,000円で販売されていますが、現地でなら30ドルほどで購入可能。
渡り鳥の中継地点
昔からの湿地帯で、アフリカとヨーロッパを往来する、フーラ湖・フラ渓谷/Hula Valley。
毎年5億羽がやってくる鳥の楽園です。
冬場はバードウォッチングに朝から出かけてピクニックがおすすめ。 (「鳥のパーキングエリア「フラ湖/Hula Valley」)
世界で最も古い港の一つ
地中海沿岸、ユネスコの世界遺産に登録されているアッコ/Acreの旧市街があります。
十字軍の建てた街としても有名。
アッコから北8kmにあるローシュハニクラ/Rosh HaNikra の青の洞窟も合わせて行きたい!
オールドアッコHP Old Akko Home page
参考サイトEntrance fees/12 Top-Rated Tourist Attractions in Akko
イスラエルに雪山?!
ヘルモン山/Mount Hermonは、イスラエルで唯一のスキーを楽しめる雪山!(1月~3月)
暖かい季節には、動植物を楽しむガイド付きツアーやハイキング、サイクリングコースがあります。
HP Ski Hermon
大自然エリア
ここ、ゴラン高原/Golan Heightsは、アメリカが「ゴラン高原はイスラエルの土地である」と発表したとき、日本ではどこそこ?と思われたかも。
政治がらみの複雑な土地・・・と思われがちですが、そこにあるのは壮大な自然と美味しいワイン。ジープツアーが大人気です!
もちろんイスラエルの独立戦争についても学べる場所。
今でもUNが国境を監視していて、見学できます。

ガリラヤ湖周辺にも見どころたくさん♪
もし気になった場所があればぜひ足を延ばしてみてください。(ガリラヤ湖(キネレテ湖)周辺のおすすめスポット)
西岸地区に行けるの?!
あの、暴動とかロケットとか!あの紛争地帯?!
そう。日本のメディアでは紛争地帯でおなじみの西岸地区です。
パレスチナ問題!いったいどうなっているんでしょうか?
今回はそんなナブルスへのアクセスや見どころ、注意してもらいたいことなどをまとめてみました。
現地の友人に連れて行ってもらいました!
アラブのバスを乗り継いで・・・
私たちはエルサレムのダマスカスゲート前にある、アラブのバス乗り場からラマッラまで向かって、そこで乗り換え!
突然英語が通じなくなるので、乗り換えバスにはドキドキしましたが、使った単語は「ナブルス」だけ。笑
私たちが会った人は、みんな親切だったことにびっくり。
時々「そんなバスは無いよ!」と言われてチェックポイントまで行き、徒歩で渡って向こうでシェルートを捕まえたこともあります。
もっとアラビア語勉強しなきゃな・・・。
一度、アラブのレンタカーで行ったこともあって、その時は街中にいくつか駐車場もあり、アクセスもよく便利でした!しかもとっても安かったので安心です。
駐車場は必ず地点登録を忘れずに〜笑。アラブの街って本当にどこもよく似てる!
あ、それと!パスポートと入国カード(青い紙)を忘れずに!帰れなくなります。
アルコールティッシュは衛生面心配な方は必ず・・・。そしてお腹のお薬も一つは持っていくと安心。
通貨はイスラエルのシェケルだよ〜!
見どころ
この街は聖書にはアブラハムの住んだ「シェケム」として登場。
古代からの重要な街の一つです。遺跡も近くに多く、旧市街もあります。
現在はアラブ人たちの街で、西岸地区の奥ふかく、笑顔で暮らす生き生きとした姿に出会えます。
観光客が少ないからでしょうか?目が会う人たちが「ようこそパレスチナへ!」と笑顔で気さくに声をかけてくれます。
活気のある市場のお野菜は新鮮!羊も新鮮。
しかも、価格が安いです。スパイス類はこちらで買うことも多い!
そして、忘れてはならない特産は「オリーブ石鹸」!
ここのオリーブ石鹸はこんなに安くていいの?というくらいのスーパーオーガニック石鹸です。
洗い上がりのさっぱり感を味わったら、他は使えない!と友人からいつもお土産を頼まれます。「ナブリスの100%オリーブ石鹸」
もう一つ、ここで忘れてはいけないのが、中東でおなじみのスイーツ「クナーフェ」。
ここナブリスが発祥の地だそうで、私は今までそんなに好きでは無かったのですが、ナブリスのあるお店に出会って、イスラエルで一番好きなグルメになりました!
チーズ好きな人に向けて記事上げておくのでぜひ試してほしい〜!
遺跡
ここにある遺跡で有名なのは
・ヤコブの井戸
・ヨセフの墓
・テルバラータ(古代シェケムの街の遺跡)
・ゲリジム山
・サマリアミュージアム
こちらはまた別で記事を載せることにして、今回は街の様子を紹介します。
ナブリス旧市街
迷路のように所狭しとお店と住居が詰まっている地域。
古く寂れているようなのに、人々の活気があって不思議な雰囲気です。
ここにくると色々爆買いしてしまう・・・。
おすすめはこの香水?屋さん。
覚えたアラビア語を使ってみたくて自力でお買い物に挑戦!全然通じない!
けど、グーグルトランスレーターで身振り手振りで楽しい。いっぱい笑いました。
陽気で楽しい人たちです。
1瓶20NISでお気に入りの香りをゲットできました!お気に入り!
こちらの人たちってみんな中東のいい香りするなーって思ってたんですよねー。
新市街
ここにも市場やお店が多くて、見るものはいっぱい。
お昼を食べるならここだよ!と現地の人が教えてくれたお店がこちら。
有名店らしい。うん。普通にうまい!
帰りのシェルートでびっくりしたのが、アラブ人たちの運転テクニック。
嘘でしょ?というスピードでせっまい路地を駆け抜けてました。こんな道私は絶対無理!笑定員超えていても、床に座ればいいと乗せてくれたし!笑
そうそう。
前に駐車していたら、前後にぴったりと縦列駐車されていて、こんなの絶対出られないよ・・・と途方にくれたことがあったのです。
通りかかったアラブ人男性に助けを求めたところ、見事に出してもらったことがありました。
後ろの車との距離、ミリでしたからね!!無傷だったことが謎すぎる!本当に車体感覚どうなっているの?
そんなナブリス(どんな。笑)、知ってみるとまた違った見方があるかもしれません♪
注意してほしいこと
現地のガイドに同行してもらってください。アラビア語を理解する人であることが条件です。
万が一、暴動に遭遇するようなことがあった場合は絶対に撮影をせず、すぐにその場を離れてください。
女性だけでの渡航を避け、肌の露出を最小限にし、男性に誘われてもついていかないよう注意してください。
むやみに住人を煽るような政治的な発言をしないこと。
また、イスラエルの空港を利用する場合、西岸地区へ渡航したというと、別室で取り調べが行われます。
西岸地区は、テロリストを多く排出していることも事実であり、イスラエルの撲滅を公式に掲げている国です。
イスラエルとの関係は非常に複雑で繊細な問題であることをご理解ください。
西岸地区への渡航は、ご自分で安全を確保し、全て自己責任で行ってください。
イスラエルも、等サイトも、西岸地区内での一切のトラブルについて責任を負いません。