カラカラに乾いた大地、ネゲブ砂漠から生み出されたブランド!
今回紹介するコスメや石鹸は超のつくおすすめです。(CMじゃないよ。笑)
1999年にイタイ・ケイナンによって設立されたブランド「FARAN」の石鹸。
手に取ると自然由来の懐かしく、優しい香りにうっとり!
FARANのコンセプトは水を一滴も、一滴も、一滴も使わず、代わりに植物エキスをベースにしたオーガニックコスメ。
大地と人に優しいコスメにこだわり抜き、一切の妥協をしていないという頑固さ!
水の貴重だったイスラエルの荒野ならではのインスピレーションで、液体系のボディソープもアロエベラ果汁がベース!
厳しい砂漠で生き抜くたくましい自然の恵みから生まれたFARANの保湿力をなめないで!(誰も舐めちゃいない。笑)
花にあげてもいい石鹸
ある日、ミツペラモーンの荒野で開拓していたユダヤ人一家の1人、後にFARANを創設することになる旦那さんは、洗濯機から流れ出る排水を見て、「もったいない!」と花壇へ流しました。
まだイスラエルに海水淡水化の技術も生まれる前で、雨季に降る雨と、遠く北部にあるガリラヤ湖が頼みの綱!という水不足の時代でした。
しかし、その様子を見た奥さんは勿論怒ります。「花が枯れちゃうじゃない!」
そこで旦那さんは思ったわけです。「そんなもの、人にだってよくないじゃないか・・・そうだ!花にやってもいい石鹸を作ろう!」
これがFARANのスタートだったと聞きました。
私は個人的に、イスラエルの開拓時代に美しさを感じるのですが、ただ自分たちの為に国を建て上げるのでなく、よい国、美しい国、祝福となる国を目指す姿勢を端々に感じるのです。
世界に大いに誤解されている節がある・・・気がする・・・このFARAN誕生の物語もその一つ。
(イスラエルの地へ開拓にやっきて来たユダヤ人たちの、砂漠に街を作った人たちの奮闘も感動します!この話はまたいつか・・・)
どこで買えるの?
ネゲブの高台にある街、「ミツペ・ラモーン / Mitzpe Ramon」にお店があります。拠点を変えず、コンセプトも変えず、この土地を愛している、そんなお店です。
ここでは雄大なネゲブ砂漠の景色を楽しめるので、近くを通るときにはぜひ立ち寄りたい!
FARANのあるハンガル地区は、昔の倉庫街を改装して最近おしゃれに生まれ変わっているスポットです。
もう一箇所、ネゲブにある「スデボケル/ Sde Boker」という街のワイナリーでも購入できます。
荒野を開拓した初代首相ベン・グリオンの家が残っていて、彼らがどのような思いでイスラエルを建国し開拓したか、世界が伝えないユダヤ人の愛を知ることができる貴重な場所です。
現代イスラエルの心を学べる場所でもあるので興味があれば是非!
使い心地
乾燥地帯ならではのハーブ類を使っているからか、成分としてだけでなく、その香りもいい~!
オーガニック特有のサラッとした肌なじみ、真夏に使っても快適な使用感です。
子供を愛するイスラエル人ならではのベイビーキットもありますが、もちろんシンプルな石鹸も赤ちゃんに安心!ということで、お肌弱々の友達や、出産祝いのプレゼント用にいつも買い溜め。
現地セールを狙ったり、石鹸の端きれが売られていればそれも逃さず購入しています!
中でも私のお気に入りはリップバーム。(800円弱だった)
無添加なので消費期限があるのですが、香りが良く優しい上、食べたって大丈夫!全身のあらゆるところに使えて重宝しています。
乾燥大国イスラエルでは必須アイテム!ちょっといいお土産としてサイズも手頃でおすすめです!
うーん。FARANの回し者みたいになってしまった。広告料交渉しようかな。笑
ぜひ手に取ってみてください♪
FARAN HP:https://www.faran-cosmetic.com