2020.08.08

南に広がる花の絨毯

「桜前線」なんて単語を聞くと、日本のお花見好きって面白いなぁと思うんですが、イスラエルにも短い春の風物詩があります。

それが真っ赤なカラニヨット(アネモネ)。

イスラエルの国花でもあります。

暖かく乾いた風に揺れる一面の花畑は、癒されすぎて叫ぶ。笑

この時期にイスラエルを訪れるなら絶対におすすめしたい。

お弁当を持ってのんびり出かけましょう!

イスラエルのお花見のいいところは、とにかく天気の良さ。

心地よすぎて外でお昼寝間違いなし。笑

南部のベエル・シェバや、ガザ周辺。

1月半ばから2月の終わりごろまでが見頃、とまさに桜と同じくらいの儚さですが、その分贅沢でゴージャスな体験です。

ヘブライ語では「フェスティバル・ダロム・アドム」(南の紅祭り)と呼ばれ、ネットやテレビで各花畑エリアの開花情報や特集が組まれます。

この期間の週末には屋台なども出て賑わい、2020年は水曜日にイスラエル人アーティストのコンサートなどが行われていました。

今の所、ヘブライ語のサイトしかないのが難しいところですが、2月ならチャレンジしてみる価値あり!

南部へ行ったら「ダロム・アドム」の旗がある場所にはどこでも花畑があります。

最後に

ガザ国境に近いこの場所は、ロケットも飛んでくる地域。

まさかこんなところでお花見祭り開催しているなんて…!

友人が、ガザのハマス本拠地も見えるんだよ。と連れてきてくれた場所から、バッチリ見えました。

ガザ国境は紛争地域!と刷り込まれてきた私は目が点。

確かにガザとの国境では睨み合いがあり、時々ロケットも飛んできますし、最近は凧に火炎瓶をくくりつけて飛ばし、イスラエルの畑が燃えたり…と争いもあります。

が、お花畑もあります。

日本で見ていたニュースとはあまりにも違う景色…世界って広くて深い。

アクセス

情報収集はヘブライ語サイトが多いので、ハードルはちょっと高めかも。

とにかく、2月です!笑

「Darom Adom Festival」ヘブライ語サイト:https://www.habsor.co.il/?page_id=2

基本的にはこの地域がアネモネエリア↓

写真の場所はココ↓

駐車場も十分スペースがありました。