ガリラヤ地方、ナザレからカペナウム(ガリラヤ湖)までの65Kmのハイキングコースはイエスの生涯に出てくるいくつかの巡礼スポットを結ぶ2~4日のコースです。
4月に歩いたので、緑が茂っていてとにかく絶景!!
ただし寝袋やテント、食料といった30キロの荷物を担いで4日間野宿。なのでもちろんトイレも木陰。(トイレットペーパー持参)
だけど本当に行ってよかった。強く、ワイルドになった気がする!!笑
まさか1週間の旅行でここ来ようって人は少ないと思うので、どんな感じだったか簡単に写真で紹介します。
私たちはジーザストレイルをするというグループに混ぜてもらっての参加。
とにかく美しかった・・・この感覚は写真では伝わらないな〜。
ボランティアによって維持されているこのコースは無料。地図が読めれば個人でいけちゃいます。(ネットからダウンロード)
本格的なサバイバルで、生きる知恵を鍛えられる!
初めてのキャンプだったけど、すっかりハマっちゃいました。
日本でキャンプ好きな人には絶対イスラエルに来て欲しい!キャンプするためにある国なの?ってくらいキャンプが楽です。
(途中を野宿では無くホステルにしたり、荷物を次のチェックポイントまで車で運んでもらう有料のオプションもあります。 )
靴を間違うと、足の裏が水ぶくれだらけになり歩けなくなります。笑
「あるきやすい靴」=「登山用の高い靴」では無いということを学びました。
安くても履き慣れた、軽い靴が良い。
イスラエルはハイキングする予定がなくても、歩きやすい靴が良いと思います。
荷物にはテントと寝袋はもちろん、食料、調理器具、水もいる。
水は途中汲めるところもあるけど、4Lくらいは常に持ち歩いて飲んでました。
なるべく軽く、でも必要なものを・・・と準備段階から頭を使ったな〜という印象。
通過ポイントは山だけじゃなく、街や遺跡も!
夜はキャンプ場にテントを張って休みます。
シャワーがあるところもあるけど、無いところは水道で我慢。
拾った石や木で火を起こすのが楽しかった。
イスラエルは乾燥しているので、雨季後半の森の中なのに、よく燃えたな〜。
キャンプ用のガスボンベとバーナーも、もちろん持参。
テントをどこに、どう建てたら寝心地が良いか…どう寝たら熟睡できるかなど、この4日間でだいぶコツを掴みました。笑
最後に・・・
イスラエル人は兵役義務があるため、国民全員がサバイバルはお手の物。
毎週末のように小さい子供連れの家族でハイキングに出かける家族もいて、アウトドアグッズは常備品。スーパーにも常にアウトドアグッズが揃っています。
ルールも日本みたいにカチカチでは無いのと、天気もそうですし、何かにつけキャンプする環境が整っている国だな〜と思いました。
快適じゃ無いから、知恵が必要で。不便だから、仲間と力を合わせて。
ゲームもテレビも無い、ご馳走もお洒落な服も無い。
だけど、なんて豊かな生活なんだろうと思いました。
必要最低限のものと、自然の中で自然のまま生活する。
これを子供の時からしていれば、生きる知恵が、楽しみ方が身につくよなぁ~と納得。
イスラエル人たちの生き生きとしている秘訣の一つかなぁ?
いつかモトチカでイスラエルキャンプツアー!とか組んでみたいなぁ。笑 と思ってみたり・・・。
キャンプグッズを色々揃えたくなっている・・・。
Jesus Trail 公式HP https://jesustrail.com