テルアビブっ子の裏庭
テルアビブっ子の裏庭
テルアビブには広大な公園【Yarkon Park】があります。
イメージ的にはニューヨークにあるセントラルパークの様な感じで、都会の喧騒を離れ、落ち着いて過ごせるテルアビブっ子にとっての「裏庭」の様な場所♡
自然が溢れ、公共のジムエリアもあったりするので、日常的にエクササイズを楽しんだり、ジョギングしたりピクニックしたりとテルアビブっ子達が思い思いの時間を過ごしています。
公園内に流れる川
Yarkon Parkの川では、サップやカヌーを楽しむ人や、ボートの貸し出しも行われているので、ボートを借りてYakon Parkの川を颯爽と漕いでみも楽しいかもしれません♡
川には鴨の親子が泳いでいたり、鳥のさえずりもハッキリと聞こえ、まだまだ自然溢れるYarkon park。
また、お洒落なアパートやイスラエル名物デーツの木が沢山あり、都会の中にある自然を楽しみながらリラックスしたお散歩タイムを過ごすのには最高の場所♡
川沿いを歩き続けると…
そしてYarkon Parkから続くこの海沿いのエリアが【Tel Aviv Port】♡
Tel Aviv Portのモニュメントが可愛い!
ここは皆んなの写真スポットで、混み合う際は順番待ちしている時も。
このポートの海では、釣りを楽しむイスラエルの人が沢山!どんな魚が釣れるのか、気になるところです笑。
Tel Aviv Portでは海を眺めながら恋人同士、友達同士が語らっていてちょっと素敵な空間♡
また、カフェやレストランもあるので、地中海の最高の夕暮れを見ながらテラスでディナーを楽しむのにもとっても最適なエリアです♡
都会と自然がいい感じにコラボレーションする街、Tel Aviv♡
ちょっとマイナスな部分のイスラエルのイメージを勝手に妄想していた私には最初、『えっ!めちゃくちゃお洒落で素敵やん!』となった最初の場所でもあります♡
Yarkon Parkへのアクセス
Tel Aviv Portへのアクセス
profile
Yasuyo
イスラエル人をパートナーにもつ上海在住の日本人ネイリスト。
この度、ひょんな事からイスラエル人パートナーの実家に居候、イスラエルにて長期滞在をしています。リアルな異国情緒溢れるイスラエルを発信します♡
↓↓About me↓↓
https://linktr.ee/yasuyokinugasa
3つの海を楽しめるイスラエル
シャローム!
死海を愛して止まない、Yasuyoです!
イスラエルに来てからというもの、死海が好きすぎて月2回は死海に通うという、去年の今頃では考えられない死海ライフを送っている今日この頃です♡
イスラエルは日本よりも国土が狭く、小さな国ではありますが、3つの海に囲われているのはご存知でしょうか??
◉地中海
◉紅海
◉死海
どれもお洒落な響きの海ですが、イスラエルではこの3つの海を全て堪能する事ができるんです♡
クレオパトラもこよなく愛した死海♡
世界に、イスラエルとヨルダンにしかない唯一無二の場所、死海♡
そんな魅力溢れる死海は、自然の神秘がいっぱいです!!
死海のあちこちに落ちている塩の塊♡
太陽の光の加減でキラキラ反射する感じが、なんだかちょっとダイアモンドの原石みたい。
誰かが水中に忘れていったタオルは、時間か経つと大量の塩の結晶がつき、最終的に冷凍のイカみたくなりました笑
死海に落ちていた木の棒も塩に塩がまとわりつき、こんな感じに。
死海の少し沖にはゴロゴロとした金平糖サイズの塩の塊が沢山あって、本当に神秘的!
本当に見た目は金平糖なので食べそうになりますが、めちゃくちゃ苦くてお口の中が大変な事になるのでご注意を♡笑
死海の浅瀬の底には、砂状の塩が沢山!
歩くだけでもミネラルを含んだ塩の砂で、足裏も自然にスクラブしてくれます♡
波打ち際の岩までも真っ白にする死海パワー!
一日中ずっと塩を見続けていると、もはや、雪国か死海か、はたまたおでんの具材か?!みたいな感じに見えてくる不思議。笑
3つの海のものを使って
死海に行ったある日…
◉地中海で拾った貝殻
◉紅海で拾った石
◉死海の塩
この3つの海の物を使って、アートをしてみました♡
題して『イスラエリ子ちゃん』♡
地味に日陰で作業をしていたら、通りすがりのイスラエル人の家族が声を掛けてくれ、日本人だと告げると、日本は素晴らしい国だと褒めてくれました♡
イスラエルの人って意外と親日家が多く、日本に行った事がある人も多いように感じます。
『中東』『イスラエル』と聞くと、危険なイメージや戦争のイメージがありますが、実際に住んでみると陽気で気さくな人が多く、街も人も凄く洗練されていて本当にビックリします!
『百聞は一見にしかず』
とは本当にこの事だなと感じた死海でのひとコマ♡
アクセス
死海は広範囲なので、どこのエリアの死海に行くかで景色がかなり違ってきます。
濁り気味の殺伐とした死海から、エメラルドグリーンの色をした死海まで…死海と言ってもエリアによって色々な顔があるのもまた魅力的のひとつです♡
♡自己紹介♡
Yasuyo
イスラエル人をパートナーにもつ上海在住の日本人ネイリスト。
この度、ひょんな事からイスラエル人パートナーの実家に居候、イスラエルにて長期滞在をしています。リアルな異国情緒溢れるイスラエルを発信します♡
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「ダビデの塔」夜に輝く光のイベント
エルサレムの夏は日差しが強くて屋外にいるとバテますが、屋内や夜は冷んやりと気持ちよく、街も夜からもっと賑わいます。
気温は高いのに過ごしやすいイスラエルの夏。
イスラエル人の友人と日本旅行をしたとき、暑くて動けないどころか、もはや体調不良になってました…。
そんな訳でせっかくなら過ごしやすい夏のエルサレムをぜひ楽しんでもらいたい!
気持ちの良いエルサレムの夜のイベントを提案します。
旧市街のヤッフォ門を入ってすぐ右手方向、「ダビデの塔 /Tower of David」と呼ばれる遺跡を丸ごとミュージアムにした建物があります。
昼の間もミュージアムとして特別な場所で、この土地の歴史を現代まで追って行く充実した内容と、旧市街を見渡す景色…その他様々なイベントで賑わうおすすめスポットなのですが、夜には遺跡の壁がプロジェクションマッピングされ、音と光のショーを楽しむことができます。
(その他イベント情報 View the full event schedule)
遺跡内は昼の雰囲気と全く違う世界観になっていて、そのギャップに胸を撃ち抜かれます。ロマンチックすぎる!!待ち時間さえウキウキしちゃいました。
私が鑑賞したのは”KING DAVID”
ダビデの塔のプロジェクションマッピングには、Night SpectacularとKING DAVIDの2つがあります。
<KING DAVID>
前11世紀末~前10世紀、ユダヤ王国全盛期の王。イスラエルの地全域を統治し、エルサレムを都としたダビデ王の歴史をたどります。エルサレムの建設者であり創始者でもあるダビデ王の偉大な歴史ドラマにワクワクする内容です。
<Night Spectacular>
古代の城壁や考古学的遺跡、要塞の隠れた小道などに投影された映像やキャラクターでエルサレムの歴史を語る、迫力と鮮やかなショーです。
ショーの時間や曜日は変わるので必ず確認して、事前予約がおすすめ。
年間を通して開演されますが、屋外なので冬場は寒さ対策やりすぎても足りないです!古代の遺跡はお尻が冷たい。
事前にインターネットで予約もできますし、旧市街観光の時に寄って昼夜共通券か、夜のチケットだけを購入するのもおすすめ!
空いていれば夜に行ってもチケットが買える…か・も・しれません。
予約・HP:https://www.tod.org.il/en
車で行く場合、マミラモールの屋内駐車場が便利です!
シャローム!Yasuyoです♡
イスラエルといえば、私は真っ先に思い浮かぶのが【死海】です。
イスラエルに行って死海に行かないなんてあり得ない!と言うくらい、イスラエル観光において、死海はマストな場所になるんじゃないでしょうか?
そんな、行きたい願望が叶った日♡
死海はテルアビブから車で2時間程で到着します。砂漠地帯を直走るので、道中から興奮気味!!
Wild wideな景色が広がります。
死海は地球上で一番海抜の低い場所にある為、どんどん降っていく感じがなんだか既に神秘的!
そして、死海に到着!
午前中はモヤがかっている事が多く、このモヤ感がなんだかもう天国にいるような気持ちになります。
死海の底にある塩の塊りも、肉眼ではっきりと見えるくらいの抜群の透明度!
死海の水は塩分濃度が30%と非常に高く、生物が生息できない為に【死海】と呼ばれているそうです。
試しにちょっと舐めてみると、塩っぱいを劇的に通り越して苦い!
そして、オイルを入れたのか?っていうくらい、かなりオイリーでヌルヌルしています♡
これが、あの有名なクレオパトラも美容の為に足繁く通った理由♡
このミネラルを豊富に含み、オイリーな海水がお肌をツルツルにしてくれるんです♡
死海には皮膚疾患の治療の為に世界から人が集まる程、美容にも最適な場所。
そして、そして〜、
死海に来たら絶対にしたかった事!!
浮いてみました♡♡
ふと見渡せば、周りの人達もみんな浮きながら雑談w
死海の中では立っているより断然、浮く方が楽♡
自然と身体が浮いていく感じは、死海ならではの不思議な感覚です。
どこまでも続く遠浅な海と、透き通るエメラルドグリーンの景色。
向こう側の山は、もうすぐヨルダンというロマンと異国情緒が溢れる死海。
一生に一度だけ!
とは言わず、何度も訪れたい神秘的な場所です。
ホテルエリアにある死海。
ホテル専用ビーチではなく公共の死海ビーチなので、フラっと立ち寄る事が可能(無料)。
お手洗い、シャワーはビーチに設置あり。
※タオルなどのレンタルはない為、持参がオススメです。
※死海泥パックを楽しみたい方は、ビーチ内の売店にて購入可能。
♡自己紹介♡

Yasuyo
イスラエル人をパートナーにもつ上海在住の日本人ネイリスト。
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「桜前線」なんて単語を聞くと、日本のお花見好きって面白いなぁと思うんですが、イスラエルにも短い春の風物詩があります。
それが真っ赤なカラニヨット(アネモネ)。
イスラエルの国花でもあります。
暖かく乾いた風に揺れる一面の花畑は、癒されすぎて叫ぶ。笑
この時期にイスラエルを訪れるなら絶対におすすめしたい。
お弁当を持ってのんびり出かけましょう!
イスラエルのお花見のいいところは、とにかく天気の良さ。
心地よすぎて外でお昼寝間違いなし。笑
南部のベエル・シェバや、ガザ周辺。
1月半ばから2月の終わりごろまでが見頃、とまさに桜と同じくらいの儚さですが、その分贅沢でゴージャスな体験です。
ヘブライ語では「フェスティバル・ダロム・アドム」(南の紅祭り)と呼ばれ、ネットやテレビで各花畑エリアの開花情報や特集が組まれます。
この期間の週末には屋台なども出て賑わい、2020年は水曜日にイスラエル人アーティストのコンサートなどが行われていました。
今の所、ヘブライ語のサイトしかないのが難しいところですが、2月ならチャレンジしてみる価値あり!
南部へ行ったら「ダロム・アドム」の旗がある場所にはどこでも花畑があります。
最後に
ガザ国境に近いこの場所は、ロケットも飛んでくる地域。
まさかこんなところでお花見祭り開催しているなんて…!
友人が、ガザのハマス本拠地も見えるんだよ。と連れてきてくれた場所から、バッチリ見えました。
ガザ国境は紛争地域!と刷り込まれてきた私は目が点。
確かにガザとの国境では睨み合いがあり、時々ロケットも飛んできますし、最近は凧に火炎瓶をくくりつけて飛ばし、イスラエルの畑が燃えたり…と争いもあります。
が、お花畑もあります。
日本で見ていたニュースとはあまりにも違う景色…世界って広くて深い。
アクセス
情報収集はヘブライ語サイトが多いので、ハードルはちょっと高めかも。
とにかく、2月です!笑
「Darom Adom Festival」ヘブライ語サイト:https://www.habsor.co.il/?page_id=2
基本的にはこの地域がアネモネエリア↓
写真の場所はココ↓
駐車場も十分スペースがありました。
『天才か反逆者か』のキャッチコピーで、日本でもバンクシー展が行われましたよね!
世界的に有名な落書きスト、バンクシー。
英国を拠点とする匿名の人物です。
犯罪も突き抜ければアートとして評価される…作品だけでなく、存在そのものに社会風刺が効いてますよね。
彼の評価は賛否あるかと思いますが、私はベツレヘムに”観光スポットを作った”と言う点では、尊敬しています。
ベツレヘムにはバンクシーの作品が数多くあり、神出鬼没な彼にしてはそんな場所は世界でもここだけだとか。
そして、なんとバンクシーはこの街に「世界一眺めの悪いホテル」を作ってしまったんです。
本当に驚いた。笑
photo by:http://walledoffhotel.com
主要な観光地となるアートを残すだけでなく、宿泊先まで用意して…いや、作品に泊まれちゃう。(1泊400シェケル〜)
住民は自由にグッズを作り、ツアーを組み、収入に繋げることもできる。
壁の中の世界に光を当てた!と言えると思います。
もっと頑張ったらディズ◯ーランドならぬ、バンクシーランドになりそう。
アーティストとして、そのコンセプトにあっぱれと言いたいです。
バンクシーホテル「THE WALLED OFF HOTEL」は見るだけでも入ることができ、バンクシーの作品や、パレスチナ側の声を感じることができるミュージアムにもなっています。
「THE WALLED OFF HOTEL」HP:http://walledoffhotel.com
また、タクシー運転手はベツレヘム中にあるバンクシーの作品巡りを提案してくれ、情熱的にパレスチナの言葉を語ります。
私たちの時は運転手がお昼に難民キャンプに連れて行ってくれ、そこで世界一美味しいポテトを食べました。あれは忘れられない…。
描かれるものの移り変わりは激しいです。行くたびに違ったりする。
バンクシーホテルでは、壁に描けるアクティビティもあるみたいです。
こんなにも現代アートが力を発揮している街はなかなかないのでは…。
また、壁にはバンクシーの他にも様々に描かれており、なかなかの大作も多いので、歩いて周っても面白いです。
パレスチナ観光サイト:https://www.welcometopalestine.com/
アクセス
ベツレヘム行きのバスに乗って到着後、タクシーを使うのが一般的です。
私はギロまでバスに乗って行き、歩いてチェックポイントを抜けます。そこからホテルは歩いて10分ほど…ですが、慣れてないと難しいです。笑
※西岸地区に行く時は必ず現地の情報を確認してご自身で判断してください。「注意!西岸地区へ訪問する前に必ずチェック!」
一応チェックポイントはここ↓
チェックポイント付近①↓
チェックポイント付近➁↓
ゴラン高原は、イスラエルの遥か北東、ガリラヤ湖の東に堂々とそびえ立つ大自然エリア。
国の中心的都市からは遠く離れた圧巻の自然が広がる土地です!
緑豊かな滝のあるエリアや、雪山を見ることができたら、イスラエルの印象は180度変わるはず!
その他にも、ガリラヤ湖ほとりの「ハマットガデル」では、何千年も前から利用されている天然温泉があったり、「ヘルモン山」にはイスラエル唯一のスキーリゾートがあったり!イスラエルに雪山があるなんて、誰が知っていたか…。
アクティビティでは、ジープでオフロードを走ったり、バギーに乗ったり、ハイキングやサイクリング、キャニオニングやラフティングをする人たちが多く訪れる場所でもあります。
今回はそんなゴラン高原エリアの見どころを、いくつかピックアップしてみたいと思います。
滝と緑と古代遺跡
砂と岩のイスラエルにこんな景色もあるのか!と驚くのが「サール滝 /Saar Falls」
「バニアス /Banias」は、ヘルモン山から流れる雪解け水が湧き出し、春の季節には轟々と流れるマイナスイオンと共にリフレッシュできる美しい古代都市の遺跡が眠る森。
ここは広大な「ナハル・ヘルモン自然保護区 /Hermon Stream Nature Reserve」の中で、ハイキング好きや遺跡好き、自然好きさんは必見!
公園内はとても広く、全て周るのは一日かかります。
バニアスの滝までは別にある駐車場まで車で行くと早いです。
HP:https://www.parks.org.il/reserve-park/שמורת-טבע-תל-דן/
近くにあるもう一つのイスラエル北の端に、「ダン自然保護区 /Dan Nature Reserve」があります。
水辺で遊ぶ子供達で賑わっています。
遺跡を見て周る春のハイキングは、清々しくてウキウキしちゃう!
HP:https://www.parks.org.il/en/reserve-park/tel-dan-nature-reserve/
ゴランに「メサッダ」というドゥルーズの村があるのですが、この村のシリア料理をよくおすすめされます。
私の友人がしきりに勧めてくれたレストランは「Al Sultan」。
イスラエルの雪山
中東イスラエルの雪山を一目見たいなら、厚着をして北の最果て「ヘルモン山」へ!
砂漠の国のスキーリゾートはなかなかありません。
年間最大たったの50日のレアな雪遊びを楽しんでみては?
もちろん夏場にもアクティビティが用意されていて、人気なのがマウンテンバイク!
他にもケーブルカーに乗って山頂からの眺めを堪能したり、へルモン山の戦いについてのガイド付きツアー、ハイキングコースやサイクリングコースも豊富です。
季節によって遊びが変わるのが魅力的なエリア!いろんなアクティビティで大自然を満喫してください♪
イスラエルで人気のあるアクティビティの一つが、普段車では入れない大自然へのジープツアー!
特に荒野は起伏が激しく、高低差もあるのでスリル満点!
そして場所によっては月面?!と思うような景色も面白さのひとつです。
今回は絶壁に張り付くように立つ「マルサバ修道院」を訪ねました~!
偶然出会ったアラブ人ガイド
アラブのレンタカーで近くまでは行ったものの、場所がわからず迷っていると、どこからともなくアラブ人男性がやってきて声をかけてきました。
パレスチナ側でヘブライ語とアラブ訛りの英語を話すアラブ人に驚きつつも、「俺はイスラエル側でもガイドを生業にしていたから任せろ!ジープツアーがいいぞ!」と値段交渉開始。アラブ名物の商魂。
突然現れた着の身着のままの彼のどこからジープが出てくるのか、という謎。
そもそも本当にガイドなのか…「ジープはある!大丈夫だ!」と言い張る彼。
アラブ人のこの自信と強さには毎回驚きますが、彼、なかなか面白そう!
確か6人で400nisだったのではと記憶しています。(チップ抜き)
日本人なので、もちろん不安!交渉苦手!
ジープ探し
私たちの乗ってきた車に乗り込む彼。
近くの街へ行くよう案内をはじめ、途中ジープを持った家の前を通るとクラクションを鳴らし、アラビア語で叫びます。
今から探して借りるのかよ。というツッコミよりも、街中が知り合いである文化にびっくりしてただただ圧巻。中東面白い。
で、結局借りられなかった。笑
そりゃそうでしょう。「今貸して」で借りれるはずがない!笑
しかーし。ここで諦めないのがアラブ人。
ジープがなければバンでいいでしょ!と、どこかから借りてきました。4躯ですら無い気がする…
ひたすら笑いがこみ上げる。
彼の人柄でしょうか、すっかり彼の魅力にやられて楽しくなってきた!
そしてジープではなくバンで荒野旅
このバンでのツアーがいかに無謀だったか…笑。
もし、私が運転手だったら途中で絶対泣き出したか、前にも後ろにも進めなくなって荒野に取り残され死んだか、横転して死んだか、滑落して死んだはずです。間違いなく。
そんなピンチに始終平気な顔して笑っている彼の心強さったら。笑
バンがあんなに傾いても走るとは知らなかったし、あんな崖スレスレを生きて帰って来たことも、動いてる車から飛び出して、素手で支えて歩く意味もわからないし、その辺のジェットコースターよりアドレナリン出ました。
「おーちーーるーーー!」と叫ぶ私を余裕な顔して爆笑するアラブ人。
本当に楽しかった。
郷に入れば郷に従えのアラブ体験!
アラブの男たちの強さと無理矢理でも何とかするパワーを見せつけれる旅となりました。
しかも彼がいなければ見れなかった絶景の数々!!
あまりの高さに腰が引けているにも関わらず、写真をここで撮れ!とスレスレまで連れて行き、ふざけてポンっと押してくる(手はがっちり握ってくれている)怖すぎて爆笑している写真。
ジープについては一応彼の名誉のために証言しますが、後日、団体ツアーで予約をした際にはちゃんとしたジープを何台も用意して待っていてくれました。
仲良くなった私たちをツアーの後、家に招いてくれ食事をもてなしてくれました。
チップを大いに弾んだことは言うまでもありません。
彼の名前は「Yahia Marsaba」。
日本語表記が難しいのですが「イェヒエ」かな。
アラブ地区での観光で、アラブ人ガイドがいることの何と心強かったことか!
とにかく彼には恐れというものがないらしい。
小柄な体躯ですが筋肉もりもりで、快活に笑いながら平気で危ないことをする姿。
THEアラブの男。
しかし、イスラエルをただ憎むことをせず、不満だってあるだろうに悪口も言わず、この地でヘブライ語もアラビア語も使いこなして、楽しく生きている彼。
営業マンにしてはヤ◯ザの取り立てか!という勢いがありますが、アラブの文化は”強さ”にあります。決してこちらの話を聞いてくれない訳ではありません。
全てが異文化体験なので、自分の常識を捨てる覚悟と、意見をはっきり伝えるコミニュケーション能力は必要です。
でも、一生忘れられないアラブの強さを体験したツアーでした。おすすめ度は高いです。
彼は信用できるので、興味がある方は是非とも連絡を取ってみてください。
彼となら西岸地区の観光は何も怖く無い気がする。
Facebook:https://www.facebook.com/yahia.marsaba
TEL:0587846075
※私たちは現地の日本人ガイドを雇って行ったので、ヘブライ語と英語で、現地ガイドがしっかり交渉してくれました。
なのでこのようなサバイバルを楽しむことができました!個人で行く時にはガイドさんは必須です。
※西岸地区に行く時は必ず現地の情報を確認してご自身で判断してください。「注意!西岸地区へ訪問する前に必ずチェック!」

紅海を囲む10kmの海岸線。
海は澄んでいて、いつも爽やか。外の気温が25度以下になることはなく、雨が降るのは年に12日程度!
そこにあるのは、太陽とビーチとバカンス、冒険とスリルです!
つまり、エイラット楽しい~!笑
エイラットからはイスラエル南部のネゲブ砂漠や、ヨルダンのペトラ遺跡、カイロとエジプト、そしてもちろんエルサレムやテルアビブ、ベツレヘム、ガリラヤへのツアーやホリデーパッケージも満載!
旅の拠点にしたいリゾートです。
今回はそんなエイラットの見どころを紹介したいと思います。
海のサファリパーク
20年以上も前に、「人間と動物との距離を縮めたい」というビジョンのもとに設立されたこのリーフはイルカの生息地。
ライセンスのない初心者でもイルカと一緒に泳ぐことができます!
熱帯魚や美しいサンゴ礁、壮大な海の生き物たちに囲まれると、海の世界から出たくなくなるかも!
イルカたちは飼育されている訳ではなく、言わば海の中のサファリパーク。
イルカも自由にこのエリアを出入りしていてのびのびしています。
一緒に潜ってくれるインストラクターさんと野生のイルカが仲良しで感動。ナウシカかよ。
ドルフィン・リーフ/Dolphin Reef https://www.dolphinreef.co.il
お隣ヨルダンのペトラ遺跡

エイラットに来たのならペトラにも行きたい!わかります。
試してませんが、もちろん個人でもいけるらしいです。(国境横断料は65ドル)
ただし、ヨルダンに入ると日本人には謎の中東特有の値段交渉が目白押しなので、アラビア語ができるとかでない限りはまずはツアーが安心かも。笑
エイラットからは毎日日帰りツアーが出ています。(200ドル+国境横断料)
その他、2日のツアーやプライベートツアーなど選択肢は多いので要チェック!
海中展望台 マリンパーク

濡れずにエイラットの海の中を観察できる海中展望台マリンパークで、エイラットの紅海に沿って連なる広大な珊瑚礁が人気!
毎年何十万人もの人がここを訪れ、海の生き物たちの観察と学習を楽しんでいます。
珍しい魚たちやサンゴ、中東最大のサメプールなど見所がたくさんあります。
(Underwater Observatory Marine Park)
エイラットのビーチ
エイラットにはビーチがたくさんあるので、自分にあったビーチを事前に調べておくといいかも!
ライフガードの有無や、ビーチパラソル、バーやフードのサービスや、マリンスポーツのレンタルなどなど、好みのビーチライフに合わせて選択できます。
もちろんビーチ付きのホテルなら朝から晩まで楽園を楽しめること違いなし!
エイラットの植物園
かつての軍事基地の跡地に作られたイスラエル初の有機農園。
中には世界中の植物、小川や滝、鳥の楽園に熱帯雨林まで?!
この植物園には1,000種類以上の樹木、潅木、植物があります。
庭園内を歩きながら、紅海と周囲の山々を見渡せる絶景もチェックポイント!
家族向けのゆったりスポットです。
庭園内には、植物、植木鉢、陶器、水やりシステムなどの商品を購入できるお土産売り場もあり、オーガニックコーヒーやハーブティーもあります。
いかがでしたか?南部拠点でオリジナルツアーを組んで楽しんでみるのもいいかもしれません♪