2021.03.18

イスラエルの子育て事情

イスラエルで子育て

こんにちは♪

現在ヘルツェリアで日本人の主人と8か月の息子と生活をしているNozomiです。

イスラエルで妊娠、出産を経験してイスラエルの文化を再発見しました!

実はイスラエルはとっても子育てしやすい国なんです!

子どもも親も自由な子育て

イスラエルの出生率は日本の約倍。

日本 1.36 (2019年)

イスラエル 3.0 (2019年) 先進国の中ではトップクラス。

どこに行っても子どもや赤ちゃんがいっぱいいます!

息子をベビーカーに乗せてよくお散歩に行くのですが、同じようにベビーカーを押して歩くパパやママを曜日や時間に関係なく見かけます。

子どもも親ものびのびと子育てしているとイスラエルに移住してすぐ気が付きました。

「日本より子育てしやすい!」これはイスラエルに長年住まれて実際に子育てをされた日本人の方全員が言っていました。

空港でもショッピングセンターやレストランでも子どもたちは自由に歌ったり走ったり大きな声でお喋り!

それを見る周りの大人たちは何も言わないし、子どもたちの親でさえ注意することも叱ったりもしません。

日本で生まれ育った日本人の私は正直ビックリしました。

イスラエルってほんとに自由(笑)。

イスラエルは年中通してお天気がよくて毎日お散歩や公園で遊ぶことができるのも子育てするには良いですね!!

3月~11月ごろまではほぼ雨は降りません!

町ごとに大きな公園があるので、週末はみんな自由にランチやコーヒーなんかを持って芝生でごろごろしたり子どもたちと体を動かす遊びをしたり。

公園の大きな遊具の上には日よけがあるので日差しを心配せず遊べるようになっています。

協力し合う子育て

出産前後のサポートがしっかりあることもいいと思う点です。

私たちが住む市にはママをサポートをしてくれるボランティアの女性たちがいます。

実際にママやおばあちゃんを経験している人たちで、分からないことや不安なことをきいてくれます。

欧米諸国には産後赤ちゃんの健康状態などを診に家庭を訪問する「ミッドワイフ」の文化がありますが、それとは少し違います。

彼女たちは医療的な検診などをするのではなく、ママの心のサポートや赤ちゃんの健康のためのアドバイスをするような立場です。

私は産前最後の検診のときにクリニックの看護師さんから、外国人で近くに家族もいないからと直接ミッドワイフを紹介してくれてコンタクトをとりはじめました。

心身ともに不安定になりやすいママが独りにならないようにサポートがあるのはありがたいです。

特に私たちは言語的な問題などもあってたくさん助けていただきました。

彼女からの勧めで産後に息子を連れてママ会にも行きました。

広い公園で円になってミッドワイフの話を聞いたり分からないことを質問する会でしたが、ママ同士の交流にもなって楽しい時間でした。

家族や知り合い同士で子育てに協力し合う文化があると感じました。

みんな子育てについてポジティブな考えを持っている印象があります。

息子と外出して知らない人から話しかけられない日はありません(笑)。

遠慮もなくベビーカーをのぞき込む人もしばしば(笑)。

日本人の赤ちゃんが珍しいからかもしれませんが、可愛い!名前は何?とどの年代の人にも声をかけられます。

「困ったことがあればなんでもいってね」

ご近所さんやミッドワイフ、多くの友だちが言ってくれる言葉ですが、イスラエル人には本音と建て前なんてもんはないのでそう言ってくれるときはほんとに助けてくれて本気で気にかけてくれます。

私自身、初めての海外生活で出産子育てを経験していますが、周りに助けがあってとても子育てしやすい国だと思います!

profile

Nozomi

日本人の夫とイスラエルに移住して2年目。

イスラエルで出産を経験してママ奮闘中!

赤ちゃんと暮らす何気ないイスラエルの日常をお届け出来ればと思います。