2020.05.14

まるでテルマエ・ロマエ?!砂漠の宮殿を見に行こう!

「ヒシャーム宮殿 / Hisham’s Palace」は、 この地域に現存したとされる砂漠の宮殿の美しさを留める最後の一つ。

その精巧なモザイクと、漆喰彫刻の壮大さで知られています。

砂岩と焼きレンガで造られた遺跡は見応えあり!

Khirbet El-Mafjarはエリコの北3キロに位置し、インドからピレネー山脈に広がる帝国を支配したウマヤドのカリフ、ヒシャム・ビン・アブドゥル・マレク(西暦724年~743年)によって建設されたと考えられているため、一般的にはヒシャムの宮殿と呼ばれています。

ヒシャムの宮殿は2階建で、他に中庭と広い浴場、モスクがあります。

それぞれ美しいモザイクや彫刻で装飾されていて当時の繁栄ぶりが伺えます。

さすが砂漠の宮殿!

広くて暑い。ものすごく暑い。

見応えもすごいけど日差しもすごいです。

豪華な浴場跡

この遺跡の中で2番目に大きい建物は、テルマエロマエを彷彿とさせる豪華な浴場跡。見に行ってみてねー!

世界で最も美しいモザイク

北西の角にある小さな部屋には、世界で最も美しく、精巧に装飾されたモザイクの床の一つ「生命の木」のモザイクは必見!

木の下でライオンがガゼルを襲う様子を描いた、最も古く、最も有名なモザイク画です。

宮殿の装飾は、間違いなくキリスト教、ビザンチン、ペルシャの伝統の影響を受けていました。

この地域を取り巻く古代世界の繁栄が垣間見えたような・・・。

エリコに訪れた時は立ち寄ってみてください。

※西岸地区に行く時は必ず現地の情報を確認してご自身で判断してください。「注意!西岸地区へ訪問する前に必ずチェック!

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