ネゲブの高台にある街「ミツペラモーン」
手付かずの大自然、岩と砂だけの贅沢を堪能したくて、ミツペラモーン/Mitzpe Ramonに宿をとりました。
ここは、大きなクレーターの崖の縁にある街。
崖からの景色を観てすっかり恋をしてしまった私は、とにかくネゲブ砂漠の大自然に癒されたーい!!パワーもらいたーい!!
と、いうことで、一泊満喫の旅へ!
可愛いホステル

今回選んだ宿泊先はここ!
”Meever” https://meeverland.com/en/
キッチンとシャワーが共同のホステルで、雰囲気がまさに荒野!
掘っ建て小屋感はありつつ、設備はしっかりしています。
別料金で朝食や夕食を付けることもできますが、私たちは色々買い込んで行って、キッチンで簡単にパスタにしました。
金曜日の夜には合同のシャバットディナーもあるそうです。楽しそう!
バックパックのひとり旅の子も多くてすぐに仲良くなって、一緒にだらだらお茶の時間を過ごしたり、ハンモックでゆっくり本を読んだり、夜のダンスイベントへ出かけたりと、ちょっとヒッピー風。
ダンスやヨガのイベントもやってたよ。

2月の寒い季節にきたんですが、共有スペースには手作りの暖炉もあって、借りたお部屋は全部手作りの土で作られた部屋(Mud House)。
その雰囲気の良さはもちろん、本当にあたたかくてびっくりでした!土のパワーを感じた気がする。
このホステルのある地域はハンガル地区と言って、古い格納庫や倉庫を近代的に改装した地域。
語彙力が変だけど、とにかく雰囲気が「荒野可愛い」!!
(シャバットにくるとお店は閉まっているので要注意です。)
そうそう、聞いた話では国際的なダンスグループの、アダマ・ダンス・カンパニー( the Adama Dance Company)がテルアビブからミツペラモーンに移り住んで、ここを拠点に国内外でツアーをしているらしい!
確かにここの幻想的な景色と空気は、なんだかスピリチュアルな気分になってくるし、踊り出したくなるかもしれない。笑
ラクダ岩を見に行こう
日暮れ前に到着したので、荷物を置いて急いで黄昏のミツペラモーンへ!
とにかく今回の目的はこの大自然!最初に目指したのはラクダの背中。
泊まったMeeverのスタッフが、地元を本当に愛してて、丁寧に観光ポイントを教えてくれたのも嬉しかった。
ハイキングコースや、夕日、朝日の一押しポイントまで知り尽くしていて、楽しそうで、笑顔が可愛くて、惚れそうに…。笑
この日は街の明かりが夜景になるまで満喫しました。
月も良かったけど、満点の星も観たいので次回は絶対新月狙います!
見逃せない!クレーターからみる朝日
朝一番の日の出も見逃せないのがミツペラモーン。
運が良ければ崖を流れ下る「雲の滝」という幻想的な光景を見れるかも!
今回は残念ながらダメでしたが、それでもミツペラモーンを照らす朝日の中で、なぜか泣けるくらいの感動に襲われる朝。
心がスッキリするこの感じってなんなんでしょう?
これがパワースポットなのだろうか…。(←良くは分かっていません)
ここに来たなら寄ってほしいパン屋さん
金曜日の朝だったので他のお店は閉まっていたんですが、シャバット前の木曜と金曜日だけ開く、伝説のパン屋さん「ラシャ」がある!と聞きチェックしに行ったら営業していて、歓喜の叫びをあげてしまいました。
朝っぱらからご迷惑をかけてすみません。
Meeverから徒歩3分ほどです。
地元でも大人気だそうで、朝8:00から空いています。
焼きたてパン美味しすぎた…!
次回は水・木の新月に泊まること!と心にメモ。
最後に
ミツペラモーンはアクティビティも多いみたいですが、ただただ眺めるだけでも大満足の絶景です。
自然好きさんには是非とも一泊丸ごと体験してほしい!!
今回はシャバットを挟むので、レンタカーをして途中ベエルシェバ観光に寄りましたが、ミツペラモーンまではまっすぐ走れば2時間半〜3時間ほど。
でもせっかくなので、寄り道しない手は無いです!
近くの立ち寄り観光スポットは、エルサレムからのルート順に・・・
・ベエル シェバ(世界遺産とアブラハムの井戸)
・マムシト国立公園(ナバデア王国時代のスパイスロードの遺跡)
・スデボケル(イスラエル初代首相の砂の家)ワイナリーあり。
・エン アブダッド国立公園(ネゲブ砂漠で最も美しいとされる渓谷)←自然好きさんにおすすめ
朝一で出れば、1箇所か2箇所は周れるかな。
良い旅を!
アクセス
バス
エルサレムやテルアビブからは、セントラルバスステーションでベエルシェバ行きに乗って乗り換える。所用時間は3〜4時間。
下車駅はTapuach Center(タプアは・センター)。
死海のエンボケックからだとベエルシェバ乗り換え。
エイラットからはセントラルステーションから1本、約2時間半。
下車駅はCommercial Center/Mitspe Ramon
レンタカー
車で向かう場合は40号線沿いなので迷わないはず。主な観光地もこの道沿いにあるので時間があるなら要チェック。
死海から向かう時は90号線から31号線に入る時に見逃しがちなので要注意。