西岸地区に行けるの?!
あの、暴動とかロケットとか!あの紛争地帯?!
そう。日本のメディアでは紛争地帯でおなじみの西岸地区です。
パレスチナ問題!いったいどうなっているんでしょうか?
今回はそんなナブルスへのアクセスや見どころ、注意してもらいたいことなどをまとめてみました。
現地の友人に連れて行ってもらいました!
アラブのバスを乗り継いで・・・
私たちはエルサレムのダマスカスゲート前にある、アラブのバス乗り場からラマッラまで向かって、そこで乗り換え!
突然英語が通じなくなるので、乗り換えバスにはドキドキしましたが、使った単語は「ナブルス」だけ。笑
私たちが会った人は、みんな親切だったことにびっくり。
時々「そんなバスは無いよ!」と言われてチェックポイントまで行き、徒歩で渡って向こうでシェルートを捕まえたこともあります。
もっとアラビア語勉強しなきゃな・・・。
一度、アラブのレンタカーで行ったこともあって、その時は街中にいくつか駐車場もあり、アクセスもよく便利でした!しかもとっても安かったので安心です。
駐車場は必ず地点登録を忘れずに〜笑。アラブの街って本当にどこもよく似てる!
あ、それと!パスポートと入国カード(青い紙)を忘れずに!帰れなくなります。
アルコールティッシュは衛生面心配な方は必ず・・・。そしてお腹のお薬も一つは持っていくと安心。
通貨はイスラエルのシェケルだよ〜!
見どころ
この街は聖書にはアブラハムの住んだ「シェケム」として登場。
古代からの重要な街の一つです。遺跡も近くに多く、旧市街もあります。
現在はアラブ人たちの街で、西岸地区の奥ふかく、笑顔で暮らす生き生きとした姿に出会えます。
観光客が少ないからでしょうか?目が会う人たちが「ようこそパレスチナへ!」と笑顔で気さくに声をかけてくれます。
活気のある市場のお野菜は新鮮!羊も新鮮。
しかも、価格が安いです。スパイス類はこちらで買うことも多い!
そして、忘れてはならない特産は「オリーブ石鹸」!
ここのオリーブ石鹸はこんなに安くていいの?というくらいのスーパーオーガニック石鹸です。
洗い上がりのさっぱり感を味わったら、他は使えない!と友人からいつもお土産を頼まれます。「ナブリスの100%オリーブ石鹸」
もう一つ、ここで忘れてはいけないのが、中東でおなじみのスイーツ「クナーフェ」。
ここナブリスが発祥の地だそうで、私は今までそんなに好きでは無かったのですが、ナブリスのあるお店に出会って、イスラエルで一番好きなグルメになりました!
チーズ好きな人に向けて記事上げておくのでぜひ試してほしい〜!
遺跡
ここにある遺跡で有名なのは
・ヤコブの井戸
・ヨセフの墓
・テルバラータ(古代シェケムの街の遺跡)
・ゲリジム山
・サマリアミュージアム
こちらはまた別で記事を載せることにして、今回は街の様子を紹介します。
ナブリス旧市街
迷路のように所狭しとお店と住居が詰まっている地域。
古く寂れているようなのに、人々の活気があって不思議な雰囲気です。
ここにくると色々爆買いしてしまう・・・。
おすすめはこの香水?屋さん。
覚えたアラビア語を使ってみたくて自力でお買い物に挑戦!全然通じない!
けど、グーグルトランスレーターで身振り手振りで楽しい。いっぱい笑いました。
陽気で楽しい人たちです。
1瓶20NISでお気に入りの香りをゲットできました!お気に入り!
こちらの人たちってみんな中東のいい香りするなーって思ってたんですよねー。
新市街
ここにも市場やお店が多くて、見るものはいっぱい。
お昼を食べるならここだよ!と現地の人が教えてくれたお店がこちら。
有名店らしい。うん。普通にうまい!
帰りのシェルートでびっくりしたのが、アラブ人たちの運転テクニック。
嘘でしょ?というスピードでせっまい路地を駆け抜けてました。こんな道私は絶対無理!笑定員超えていても、床に座ればいいと乗せてくれたし!笑
そうそう。
前に駐車していたら、前後にぴったりと縦列駐車されていて、こんなの絶対出られないよ・・・と途方にくれたことがあったのです。
通りかかったアラブ人男性に助けを求めたところ、見事に出してもらったことがありました。
後ろの車との距離、ミリでしたからね!!無傷だったことが謎すぎる!本当に車体感覚どうなっているの?
そんなナブリス(どんな。笑)、知ってみるとまた違った見方があるかもしれません♪
注意してほしいこと
現地のガイドに同行してもらってください。アラビア語を理解する人であることが条件です。
万が一、暴動に遭遇するようなことがあった場合は絶対に撮影をせず、すぐにその場を離れてください。
女性だけでの渡航を避け、肌の露出を最小限にし、男性に誘われてもついていかないよう注意してください。
むやみに住人を煽るような政治的な発言をしないこと。
また、イスラエルの空港を利用する場合、西岸地区へ渡航したというと、別室で取り調べが行われます。
西岸地区は、テロリストを多く排出していることも事実であり、イスラエルの撲滅を公式に掲げている国です。
イスラエルとの関係は非常に複雑で繊細な問題であることをご理解ください。
西岸地区への渡航は、ご自分で安全を確保し、全て自己責任で行ってください。
イスラエルも、等サイトも、西岸地区内での一切のトラブルについて責任を負いません。